襟元の黄ばみを落とす方法7選!黄ばみからワイシャツを守る予防法も解説

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毎回きちんと洗濯していても、気になるのが襟元の黄ばみです。仕事で着るワイシャツは、黄ばみがあると印象が悪くなるため、できるだけ避けたいです。この記事では、ワイシャツの襟元の黄ばみを落とす7つの方法予防のための6つの方法を紹介します。襟元に黄ばみのない真っ白なワイシャツを毎日着る方法を探している人は、参考にしてください。

衣類が黄ばむ原因

衣類が黄ばむ原因には、皮脂汚れ・湿気・日焼け・洗剤残りなどが考えられます。シャツなどの襟元の黄ばみは、皮脂汚れが酸化することで生じます。皮脂とは、皮脂腺から分泌される油状の物質をいい、皮脂と汗が混合することで皮脂膜が作られ肌を守っています。

皮脂は油分を含むため、完全に落とすためには、40~50度のお湯で洗う必要があります。襟元と肌は常に接しているため、繊維の奥まで皮脂汚れが入り込んでしまうことも多く、落ちにくい原因となっています。この黄ばみを放置すると、黒ずみへと変化し、さらに落ちにくくなります。

黄ばみを落とす前の注意点

黄ばみを落とす方法はいろいろありますが、黄ばみを落とす作業を始める前に注意すべき点があります。まず、洗濯表記を確認しましょう。漂白剤を使う場合は、使用の可否を必ず確認してください。洗濯表示は平成28年12月以降、新表示に変わっています。変更以前のものと表記が異なるため注意が必要です。

新表示(平成28年12月以降)

記号 漂白処理
塩素系・酸素系ともに使用可
酸素系使用可、塩素系使用不可
酸素系・塩素系ともに使用不可

引用元:洗濯表示(平成 28年12月1日以降) | 消費者庁

旧表示(平成28年11月まで)

記号 記号の意味
塩素系使用可
塩素系使用不可

引用元:洗濯表示(平成28年11月30日まで) | 消費者庁

襟元の黄ばみを落とす方法7選

襟元の黄ばみを落とす7つの方法を紹介します。

固形石けん

黄ばみを落とす方法の中でも、汚れ落ちがよく、手軽に試せるという点で1番おすすめの方法が「固形石けん」です。毎日ワイシャツを家で洗濯する人は、1つ買っておくと重宝します。固形石けんは、弱アルカリ性であり、黄ばみの原因となる酸化した皮脂汚れを落としやすいです。

ワイシャツの襟部分を水で湿らし、黄ばみに固形石けんをこすりつけた後で、もみ洗いをします。その後洗濯機に入れていつも通りに洗濯しましょう。洗濯専用の固形石けんを使うと効果的です。

食器用洗剤

油分を分解しやすい食器用洗剤は、襟の黄ばみにも効果を発揮します。濃縮タイプの食器用洗剤を薄めず襟の黄ばみにぬり、洗剤と皮脂汚れがよくなじむようにもみ洗いします。その後、洗濯機に入れ、通常の洗濯をしましょう。

クレンジングオイル

クレンジングオイルは油汚れとなじみやすく、皮脂汚れもよく落とします。襟の黄ばみにクレンジングオイルをぬり、クレンジングオイルと皮脂汚れがよくなじむようにもみ洗いします。お湯でオイルをすすいでから通常通りの洗濯をしましょう。

セスキ炭酸ソーダ

掃除に大活躍のセスキ炭酸ソーダは、襟の黄ばみを落とす際にも効果を発揮します。水500mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ1を混ぜ合わせたセスキ炭酸ソーダ水を作り、スプレーボトルなどで黄ばみに吹きかけます。20~30分間放置した後、もみ洗いをしてから洗濯機で洗濯をします。セスキ炭酸ソーダ水は、2~3ヶ月で使い切るようにしましょう。

塩素系漂白剤

なかなか落ちない黄ばみには、塩素系漂白剤が有効です。塩素系漂白剤の主成分は次亜塩素酸塩で、強力な漂白力があります。素材や色柄などによっては、色落ちするため使えないものが多いため注意が必要です。必ず洗濯表示を確認し使用法・規定量を守って使用しましょう。

塩素系漂白剤は、つけ置き洗いか洗濯機洗いで使用します。つけ置き洗いは、洗面器などに規定量の水と漂白剤を入れ、その中にワイシャツを入れ、5~30分つけた後、通常の洗濯をします。洗濯機洗いは、規定量の洗剤と漂白剤を入れ、通常通り洗濯をします。

酸素系漂白剤・重曹・スチームアイロン合わせ技

酸素系漂白剤は、重曹と熱を加えることで、漂白する効果が強くなります。色落ちすることもあるため、色柄ものの場合は使わないでください。手間はかかりますが、ひどい黄ばみには効果があります。手順は下記のとおりです。

  1. 粉末タイプの酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜ合わせる
  2. 少しずつお湯を加えてペースト状にする
  3. できたペーストを黄ばみ上に厚めにぬる
  4. すぐにアイロンのスチームを、ペースト上にあてる
  5. 軽くすすいだ後、普通に洗濯する

襟元の黄ばみを予防する6つの方法

ワイシャツの白さを保つためには、黄ばみを予防することも大切です。6つの予防方法を紹介します。

首元の汗を拭く

汗をかいたときなどに、襟元に触れる首元の汗を拭くようにしましょう。皮脂汚れがワイシャツにつかないようにすることで、黄ばみの予防につながります。デオドラントシートなどの汗ふきシートを随時携帯し、こまめに拭くことをおすすめします。

ベビーパウダー

洗濯が終わり、十分に乾燥したワイシャツにベビーパウダーを薄くつけることで、汗や皮脂の吸着が防ぎます。ベビーパウダーをつけすぎると、スーツに付着する可能性があるため、つけすぎには気をつけましょう。ベビーパウダーは肌に優しく、洗濯することで簡単に落ちるため、安心して使えます。

洗濯のり

ワイシャツを洗濯する際は、仕上げに洗濯のりを使いましょう。洗濯のりは生地の表面をおおうことで、皮脂汚れが繊維の内部まで入るのを防いでくれます。襟元だけに使いたい人には、スプレータイプがおすすめです。ワイシャツにアイロンをかける前にスプレーします。しわが伸び、パリッとした仕上がりになり、肌ざわりも変わるため、好みに合わせて使いましょう。

クローゼットの換気

クローゼットにこもりやすい湿気が、衣類の黄ばみの原因にもなることもあるため、定期的に喚起しましょう。窓を開けて部屋の換気をするときに、クローゼットも開けておくとよいでしょう。扇風機などを使うとより効率的に換気できるためおすすめです。

専用グッズ

襟元に貼れる汚れ防止専用のテープがあり、黄ばみを予防したいという人におすすめです。ワイシャツの襟元に貼ることで、汗・皮脂などがシャツにつくのを防止してくれます。襟元の折り返し部分に汚れがつきやすいため、テープが見えないように、ぎりぎりに貼りましょう。

クリーニングに出す

ワイシャツは突然黄ばむのではなく、汚れが蓄積して徐々に黄ばみとなります。定期的にクリーニングに出せば、家庭での洗濯では落とせなかった見えない汚れを落せるため、汚れの蓄積を防げます。毎回ではなくても、数回に1回クリーニングに出すだけでも効果があります。

まとめ

襟元の黄ばみは、放置しておくと黒ずみになり、さらに落ちにくくなります。黄ばみにならないように予防しつつ、黄ばんでしまった衣類は、固形石けんなどを使い、きれいに落としましょう。

衣類をきれいに保つためには、いつもの洗濯で使う洗濯洗剤の品質も大切です。とみおかクリーニングの洗濯洗剤は、洗うたびに衣類に付着する洗剤などが除去され、繊維の柔らかさを引き出します。界面活性剤をできるだけ抑えているため泡立ちが少なく、環境にも優しいエコ洗剤です。大切な衣類を守るために、まずは洗濯洗剤を変えてみませんか。

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