洗濯のコツとは|ケース別・アイテム別にコツを紹介!

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汚れ落ちや仕上がりに不満があり、洗濯のコツを知りたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、洗濯のコツに関して基本的なことからケース別・アイテム別まで詳しく紹介します。今すぐできるものばかり集めたので、毎日の洗濯に役立ててください。

洗濯のコツとは|ケース別・アイテム別にコツを紹介!

基本的な洗濯のコツとは?

ここでは洗濯する際のポイントを、洗濯物・洗剤・漂白剤・柔軟剤・水温・洗濯機の使い方・干し方に分けて紹介します。

洗濯物について

洗濯物は放置するとニオイや雑菌が発生するため、風通しのよいカゴなどに入れましょう。特に洗濯槽は冬季でも温度が高く雑菌が発生しやすいため、洗濯物の保管場所としては適しません。また、色・素材・サイズ別に仕分けることも大切です。大きいものから順に入れると、洗濯物がよく動き、汚れを落としやすくなります。

洗剤について

洗剤は、洗濯物の種類によって使い分けます。繊細な生地のものは中性の「おしゃれ着用洗剤」、日常的に着る服は弱アルカリ性と中性を含む「液体洗剤」、汚れがひどいものには弱アルカリ性の「粉末洗剤」がおすすめです。いずれもパッケージ内に書いてある適量を守って使用しましょう。

漂白剤や柔軟剤について

漂白剤や柔軟剤は、仕上がりをきれいにするために重要です。ここではそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

漂白剤

酸素系漂白剤を使うと、洗剤だけでは対処できない頑固な汚れも落とせます。シミ抜き・漂白・除菌消臭効果も期待できるので、水回りを含むインテリア・お風呂・食器の洗浄にもおすすめです。

柔軟剤

柔軟剤はふっくらとした仕上がりにするのに使います。ただし、衣類の繊維を壊してなめらかにすることで柔軟さを出すため、使いすぎには注意しましょう。例えばタオルへの使用は、繊維の劣化を早める可能性があります。繊維へのダメージをおさえながらも、繊維本来の柔らかさを引き出せるとみおかクリーニングの洗濯洗剤がおすすめです。

水温について

水温が高いほど汚れを落としやすくなるので、日常的に着る服は20~40℃前後で洗います。ただし素材が繊細なウールやおしゃれ着などは、繊維へのダメージを防ぐため、30℃以下のぬるま湯を使いましょう。ぬるま湯は入浴時のお湯を利用すれば、効率よく確保できます。

洗濯機の使い方について

洗濯物を詰め込みすぎると、衣類が十分に攪拌されず、汚れが落ちにくくなります。そのため1回あたりの洗濯物は、最大でも洗濯槽全量の7割程度に抑えましょう。洗濯物をため込みすぎた場合は、複数回に分けて洗います。洗濯機へは、水・洗剤・洗濯物の順番に入れましょう。

干し方について

ここでは、仕上がり別に洗濯物を干すときのポイントを紹介します。

ふわふわに仕上げる干し方のコツ

タオルを例に、洗濯物をふわふわに仕上げる干し方を説明します。方法はとても簡単で、干す前と干した後にタオルをバサバサと振るだけです。洗濯が終わったらまず、タオルを20回くらいバサバサと振ってから干しましょう。その後完全乾燥する前にもう一度、20回くらい端を持って振ります。

シワなく仕上げる干し方のコツ

洗濯物をひとつずつ、テーブル・机・物置台などに重ねてのせてから干すと、効率よくシワをのばせます。平面に洗濯物を置くだけでも十分効果がありますが、枚数が多くなると洗濯物の重みでさらにシワが伸びていきます。また、シワの原因となる脱水の時間を短くするのも効果的です。

ニオイが気になるときの干し方のコツ

天日で干すと、太陽光で洗濯物の雑菌が死に絶え、ニオイの発生源がなくなるため、晴れの日にはできるだけ外に干しましょう。また、乾燥スピードを上げた方が雑菌の死滅も早くなるので、洗濯物の間隔を広めにとることも大切です。

外干しの注意点

長時間太陽光に洗濯物を晒していると、衣類を傷めてしまう恐れがあります。また、色が褪せてしまう恐れもあるので、長時間の外干しは注意しましょう。

ケース別!洗濯のコツを紹介

ここでは、汚れ・シミ・ニオイを落としたい場合におすすめの洗濯方法を紹介します。

汚れがひどい場合

ここでは汚れがひどい場合に使える「下洗い」と「重曹・セスキ炭酸ソーダ」について紹介します。

下洗いを行う

下洗いとは、洗濯機に入れる前に汚れを落としやすくすることです。襟元の黄ばみや黒ずみなど、洗濯機では対処しきれない頑固な汚れを落とせます。洗濯用洗剤を入れたぬるま湯につけ置きしたり、洗剤を該当部分に塗布し、ブラシでこすったりするのが一般的です。

重曹・セスキ炭酸ソーダの使用

重曹やセスキ炭酸ソーダは、アルカリ性のため皮脂汚れの洗浄に使えます。刺激が強いので、ゴム手袋を着用してから使用しましょう。具体的には水と合わせた洗濯液に、洗濯物を3時間ほどつけ置き、そのまま洗濯機で洗います。ポリエステル・ナイロン・ウールなどは、繊維が繊細なため使えません。

シミ抜きしたい場合

シミは放置するほど落としにくくなるので、なるべく早めに対処しましょう。シミには水溶性と油溶性があります。まずはどちらのシミなのかを確認してください。該当箇所に水をたらし、シミが溶け込んだら水溶性、水をはじいたら油溶性です。シミを外側に広げないためには、周辺から中心へ向かって叩くようにして汚れを落とします。

シミ抜きの手順

一般的なシミ抜きの手順は、以下の通りです。洗濯用洗剤は多すぎると落としづらくなるので、少量を塗布しましょう。

  1. タオルを下に敷き、洗剤と汚れが床につかないようにする
  2. シミがタオルに接するように、洗濯物を上に置く
  3. 洗濯用洗剤をシミの周辺から中心に向けてたらす
  4. 歯ブラシや指の先などを使ってシミの周辺から中心に向けて叩く
  5. 下のタオルに汚れがつかなくなるまで続ける
  6. タオルに水を含ませ、同じように叩きながら残りの汚れを落とす
  7. 乾いたタオルで水分をふき取る

ニオイが気になる場合

ニオイが気になる場合は、抗菌力のある洗剤を使用します。干し方を工夫し、洗剤を変えてもニオイが残る場合は、洗濯槽が雑菌に侵されている可能性が高いです。この場合は洗濯してもニオイが取れないので、洗濯槽の掃除から始めましょう。抗菌力のある洗剤なら、継続して使用することで洗濯槽もきれいにしてくれます。

アイテム別!洗濯のコツとは?

ここでは、トップス・ボトムス・ワンピース・靴の洗い方を紹介します。それぞれ洗濯方法にコツがあるので、ぜひ参考にしてください。

トップス

ブラウス

ブラウスは、素材が繊細なため洗濯ネットにいれて洗濯します。繊維に負担をかけないように脱水を短めにし、洗濯後は表面のシワを伸ばしてから干しましょう。洗濯ネットは、洗濯時にブラウスが動かない程度の、ちょうどよいサイズを選んでください。

Tシャツ

Tシャツは手でゴシゴシ洗うより、洗濯機を使うのがおすすめです。脱水は短めにし、プリントものは負担を抑えるために裏返してから洗濯します。

ニット

手洗いするときは、裏返したニットを畳んで、30℃前後のぬるま湯とデリケート衣類用の中性洗剤につけ置きし、押し洗いします。汚れが浮き出たら、新しいぬるま湯に入れ替え、再びつけ置き洗いをして、すすぎましょう。洗濯機を使うときは、洗濯ネットにニットを入れ、ドライコースなどの負担の少ない方法で洗濯します。

ボトムス

デニム

デニムは表面の劣化を防ぐために、裏返して洗濯します。他に色移りしないように単品で洗いましょう。日焼けによる劣化を防ぐために陰干しするのがおすすめです。陰干しする際は、筒干しで繊維の重なりをなくし、風通しをよくします。

スカート

裏返したスカートを、洗濯ネットに入れて洗濯します。手で汚れを落とす場合は、つけ置き洗いがおすすめです。干し方もデニムと同様、筒干しで風通しをよくします。

ワンピース

ワンピースはファスナーを閉め、洗濯ネットに入れて洗濯します。ビーズやコサージュなどがついている場合は、ダメージを抑えるために裏返してから洗いましょう。脱水はシワになりやすいので、短めにします。

キャンバス生地の靴

40~45℃前後のぬるま湯と粉末洗剤に、キャンバス生地の靴を30~40分ほどつけ置きします。つけ置き後は、汚れが落ちやすくなるため、歯ブラシなどでこすり洗いして汚れを落としましょう。洗浄後は、日光による傷みを避けるために陰干しします。

洗濯時の注意点

洗濯時の「すすぎ」を十分に行わず、洗剤が残ったまま干してしまうと、「黄ばみの原因」になる恐れがあるので、十分なすすぎを心がけましょう!

みんなどうしてる?洗濯に関する疑問を解決!

ここでは、洗濯に関する疑問を解決していきます。一般的に多く寄せられる質問ばかり集めたので、ぜひ参考にしてください。

洗濯をする頻度は?

洗濯をする頻度は、ひとり暮らしかファミリーによって異なります。ひとり暮らしだと3日に1回という方もいますが、ファミリーなら毎日洗うことの方が多いです。

使用している洗濯機の種類は?

一般的に使用されている洗濯機は、ドラム式と全自動(縦型洗濯乾燥機)のものがほとんどです。ドラム式は、斜めから洗濯物を入れるタイプで、「たたき洗い」と「もみ洗い」を得意としています。全自動式の得意分野は「もみ洗い」と「押し洗い」です。

使用している洗剤の種類は?

洗剤の種類は、液体・粉末・ジェルボールなどさまざまで、それぞれに特徴があります。液体はどんな衣類にも使える汎用性を持ち、粉末は洗浄力が強くコスパがよいのが特徴です。ジェルボールは、洗剤を投げ入れられるという使いやすさがあります。

まとめ

洗濯は、洗剤・柔軟剤・漂白剤・洗濯機の使い方や、水温や干し方など、コツがあります。頑固な汚れ落とし・シミ抜き・ニオイ落としなどを基本とし、アイテム別に洗い方を覚えるとよいでしょう。洗濯のコツを学んで、満足のいく仕上がりを実感してください。

とみおかクリーニングでは界面活性剤を極力抑え、すすぎ1回で洗剤を落とせる、「エコ洗剤」を販売しています。洗濯のたびに前回の洗濯で落としきれなかった残留物が除去され、柔軟剤を使用しなくても柔らかく仕上げられます。3か月程毎日使うと洗濯槽もきれいになるので、ぜひお試しください。

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